最近、私の心を揺さぶるツイートに出会った。・
投稿者の名前は、りっくん。
37歳、男性、独身。
ステージ4の大腸がん患者で余命宣告を受けていた。
彼は病院のベッドから日々の様子や思うことをX(旧ツイッター)にポストしていた。
彼は2024年3月11日だったか?に亡くなったが、亡くなった後は彼の父が最後の投稿をして、りっくんのアカウントは閉鎖されてしまった。
私もたまたまツイッターに流れてきた彼のポストを読んだのだが、彼の言葉はどんな哲学者よりも的確に生きることの意味を捉えていた。
彼のポストで
「健康とは何なのか」
という投稿があったので、ご紹介しておく。
発熱、腹痛、とまらない嘔吐
「死んでしまうのか」
「いっそ死んで楽になりたい」
この2つのことが脳裏をよぎった。
ただただ必死に呼吸をするしかない
自分の身体のことしか意識できない
そういう日が続いた。
【健康】とは何なのか
一つの考えに至った。
【健康】とは
「自分の身体以外のことに意識を向けられる状態こと」
だと。
自分の身体を無意識下において
勉強したり、働いたり、本を読んだり、映画を見たり、人とおしゃべりしたり、食事やお酒を楽しんだり・・・
自分の生活を振り返ってみてほしい。
どれだけ自分の身体以外の世界に意識を向けられているかを。
それは【健康】であり、【幸福】なことでもある。
今、またこうして世界に意識を向けられていること
この文章を読んでいる方が世界に意識を向けられていること
この奇跡に感謝します。
どうか来年もこの世界を見続けていたいです。
2023/12/31 16:13