竹田和平さん(1933年2月4日 - 2016年7月21日)という方をご存じでしょうか?
「タマゴボーロ」というお菓子で有名な竹田製菓の創業者で、130社以上の大株主だった日本一の個人投資家です。
別名、和製バフェット。
花咲じいさんのようなニコニコした笑顔が印象的ですが、リーマンショックのタイミングを言い当てたスゴイ人です。
この方が亡くなる前に残した言葉が、気になったので紹介します。
それは
「2022年頃、経済が破綻するねぇ」
というもの。
・各国で財政破綻が始まり、資本主義経済の方向性が世界規模で見直される時期がくる
・現在の経済は、自分さえよければいいという我が肥大化して暴走し、いづれ行き詰まる
そうです。
俺がこの言葉を最初に聞いたのは2017年の年末。
ちょうど仮想通貨ブームでプチバブルと言ってよい時代でした。
だから
「経済が破綻することなんか、アメリカと中国で戦争が起きない限りありえない」
と思っていました。
2020年にコロナウィルスで世界がめちゃくちゃになるまでは。
2020年4月現在。
世界各地で経済活動はストップし、失業者が急増しています。
アメリカでは、過去最大の3兆ドル弱の財政出動が決定されました。
3兆ドルって、日本円にすると300兆円!
アメリカだけではありません。
日本も108兆円というとんでもない規模の財政対策が予定されています。
しかし、こうした数字は国債などの将来世代への借金なんですよね!?
それを考えると、近い将来、世界規模でのパワーバランスの変化が起こるのではないか?と考えたりします。
今思えば、和平さんの言っていた
各国で財政破綻が始まり、資本主義経済の方向性が世界規模で見直される
というのは、これから始まるコロナショック後の世界のことではないでしょうか?
和平さんには、10年以上前から今回のコロナウィルスが見えていたのかも知れません。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
参考サイト: